今日の散歩道(102)~ヤブガラシ~

生垣の間から顏を出して咲いている厄介者の花が目につきました。

このヤブガラシは、ぶどう科のツル性多年草です、この蔓に絡まれると藪でも覆われてしまって光合成が出来ず枯らしてしまう程に繁る強力な繁殖力が、名前の由来となって居ます。

また別名「ビンボウカズラ」とも呼ばれ、家をかまう余裕がない貧乏な人の家に茂る、或いはこの草に絡まれた家が貧相に見える為のようです。

日本全国に分布し、道端 庭 公園の生垣 竹藪とかの荒れ地等、いたる所で繁殖する「厄介な植物」です、一旦芽ばえると駆除が難しく、いくら地上部の茎を除去しても、1メートル以上の地下茎が拡がっています。 根っ子を掘り返しても、チョットでも土中に残っていたら、旺盛な生命力で、その部分からまた派生してきます。

ヤブガラシの花の蜜は、それ程美味しそうな蜜が有るとは思えませんが、スズメバチ 足長バチなどには、お好みの様で、蔓を触る時には刺されないように注意を払う必要が有ります。

山仲春男

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