マツムシソウ(スカビオサ)

和 名 松虫草(マツムシソウ)
花言葉 悲哀の心、失恋の痛手
英語名 scabiosa
別 名 スカビオサ、リンポウギク
分 類 スイカズラ科(旧マツムシソウ科)
マツムシソウ属(スカビオサ属)
原産地 アジア、アフリカ、ヨーロッパ
花 色 青、白、紫、ピンク、赤、黄
花 期 7~10月
メ モ スカビオサは、アジア、アフリカ、ヨーロッパを中心に、世界に約80種が分布するスイカズラ科マツムシソウ属の多年草、または一・二年草です。
日本には二年草であるマツムシソウ(Scabiosa japonica)が自生しており、秋の高原を彩る代表的な草花の一つとして有名です。主に栽培されるのは前述のマツムシソウの他、一年草のセイヨウマツムシソウ(S. atropurpurea)、多年草のコーカサスマツムシソウ(S. caucasica)などですが、他にも数多くの品種があり、花壇植えの他、鉢物や切り花として広く利用されています。花期は品種や地域によって異なります。
春咲き、秋咲き、四季咲き性の品種などがありますが、多くは春と秋に開花のピークを迎えます。花期になると、伸びた茎の頂部に花径3~7㎝程度の頭状花を咲かせます。
頭状花は小さな花が多数集まって形成されており、中心部の花は筒状花で、周辺部の花は外側に長く伸びる花弁を持っています。
特徴的な花には、雪の結晶のような繊細な美しさがあります。
花色は写真の白のほか、青、紫、ピンク、赤など。

和名の「マツムシソウ(松虫草)」というのは、松虫の無く季節に咲くからという説と、花弁が散った後の果実の形が僧侶の持つ松虫鉦(まつむしがね)に似ているからだという説の二つがあり、どちらが本当かははっきりしていません。

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