ミヤコワスレ

和 名 ミヤコワスレ(都忘れ)
花言葉 しばしのなぐさめ
英語名 gymnaster
別 名 深山嫁菜(ミヤマヨメナ)
野春菊(ノシュンギク)
東菊(アズマギク)
分 類 キク科ミヤマヨメナ属
原産地 日本
花 色 濃紫、淡紫、青、赤紫、白、ピンク
花 期 4~6月
メ モ ミヤコワスレとは、キク科・ミヤマヨメナ属に分類される常緑の多年草です。ミヤコヨメナの園芸品種で、江戸時代から改良されてきたため、花色にもバリエーションがあります。

草丈は15~20cmほどと低いものから70cmくらいのものまで、品種によってバリエーションがあり、鉢植えや切り花、地植えと様々なシーンで利用することができます。花の直径は3~4cm程度で、枝分かれした茎の先に濃紫、淡紫、青、赤紫、淡紅、ピンク、白などの野菊に似た清楚な花を咲かせます。

「都忘れ」という和名は、1221年に後鳥羽上皇が鎌倉幕府を倒そうと兵を挙げた承久の乱でのできごとに由来します。後鳥羽上皇の兵は、その当時鎌倉幕府を率いていた北条氏に敗れてしまいます。

後鳥羽上皇の息子であった順徳天皇は、22年間佐渡に島流しされるのですが、都を離れる際、庭に咲いた可憐な花に目を留め「いかにして契りおけん白菊を都忘れと名づけくるも憂し」という詩を詠んだことから名付けられました。ちなみに濃紫の花色は、古くから都を象徴する色とされています。

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