ヒガンバナ

和 名 ヒガンバナ(彼岸花)
花言葉 悲しい思い出
英語名 spider lily
別 名 マンジュシャゲ
分 類 ヒガンバナ科ヒガンバナ属
原産地 中国
花 色 赤色
花 期 9~10月
メ モ 名の由来は、彼岸の頃に咲くことから。有毒植物だが、鱗茎は水にさらすと無毒になるため、飢饉に備えて植えられた説もある。学名の種小名 radiata は「放射状」の意味。

日本では水田の畦や墓地に多く見られるが、人為的に植えられたものと考えられている。その目的は、畦の場合はネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避ける(忌避)ように、墓地の場合は虫除け及び土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐためとされる。モグラは肉食のためヒガンバナに無縁という見解もあるが、エサのミミズがヒガンバナを嫌って土中に住まないためにこの草の近くにはモグラが来ないともいう。

異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあと呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもあるが、反対に「赤い花・天上の花」の意味で、めでたい兆しとされることもある。日本での別名・方言は千以上が知られている

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