カンパニュラ

和 名 フウリンソウ(風鈴草)
花言葉 感謝、誠実な愛、真剣な恋
英語名 Canterbury bells
別 名 ツリガネソウ
分 類 キキョウ科 ・ ホタルブクロ属
原産地 南ヨーロッパ(フランス南東部からイタリア半島)
花 色 白,ピンク,紫
花 期 5月~7月
メ モ カンパニュラ・メディウムは、ヨーロッパでは古くから栽培されてきた植物です。野生種はフランス南東部からイタリア半島中部に分布し、標高0~1500mの日当たりのよい岩場に見られます。

葉はタンポポのように地面に張りつくように広がり、やがてその中心から花茎がまっすぐに伸びます。花茎は上部で枝分かれし、それぞれの先に長さ5~7cmの釣り鐘形の花を上向きに咲かせます。花色は白、ピンク、紫と多彩です。咲き終わると果実が実り、タネを残して株は完全に枯れます。

花が咲くには、十分な大きさに育った株が冬の寒さに当たることが必要でしたが、最近では寒さに当てなくても開花する園芸品種がつくり出されています。
萼が変化して二重咲きになり、外側の花びらが平らに開くものは、「カップ・アンド・ソーサー」と呼ばれています。これは変種カリカンセマで、これにもいろいろな花色があります。ほかにも多数の園芸品種があります。

神話 カンパニュラの花言葉はがギリシャ神話に由来します。
ギリシャ神話に登場するカンパニュールという名の美しい精霊は、オリンポスの果樹園にある黄金のりんごを守ることが仕事でした。
しかしある日、1人の兵士が黄金のりんごを盗もうと果樹園に侵入します。カンパニュールは鈴を鳴らして助けを求めますが、兵士に命を奪われてしまいました。
花の女神フローラは、彼女の死を悼み哀れんで、鐘の形をした花に変えたそうです。この神話がカンパニュラの花言葉の由来と言われています。 カンパニュラの持つ清楚で凛とした雰囲気を連想させる神話です。

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