スギナ(ツクシ)
和 名 | スギナ(ツクシ) | ||
花言葉 | シダ類なので花は咲かない | ||
英語名 | Equisetum arvense | ||
別 名 | 地獄草 | ||
分 類 | トクサ科トクサ属 | ||
原産地 | 北半球の温帯地域 | ||
花 色 | シダ類なので花は咲かない | ||
花 期 | シダ類なので花は咲かない | ||
メ モ | 一般的には栄養茎をスギナ、胞子茎をツクシ(土筆、筆頭菜)と呼び分けることがある。
スギナの由来は、地上部がスギ(杉)を連想させ、春のツクシが食用されることから、「杉の菜」の意から名づけられたものである[6]。スギナの別名は、ツキグサ[4]、ツギマツ[4]などがある。スギナの中国植物名(漢名)は、問荊(もんけい)という。 ツクシ(土筆、筆頭菜)は、スギナにくっついて出てくることから「付く子」、袴の部分で継いでいるように見えることから「継く子」となった説が有力である。ツクシの別名でツクシンボ、つくしんぼう(土筆ん坊)、スギナノコ、フデンコ、地域によっては「ほうしこ」(伊予弁など)とも呼ばれる。漢字の「土筆」は、土から出てきた胞子茎が伸びきる前は先端まで「袴」に覆われており、その形状が「筆」に似ていることから、「土筆」という字が当てられたと考えられている。 草丈は20~40cmほどとトクサ属の中でも小さく、地下茎が四方八方に広がっていきます。茎は太く、周りに細い筋状の葉っぱがいくつも生えています。この姿が杉の葉っぱと似ていることから、名付けられました。 そして、春になると「ツクシ」と呼ばれる高さ10~15cmほどの胞子茎を伸ばす。胞子茎は、草花でいうところの花にあたり、先端の部分か緑色をした細かい胞子を飛ばして繁殖する。胞子茎の節は、袴(はかま)という茶色の葉っぱで覆われている。 つくしは、地上部のすべてに薬効があります。胞子茎である「ツクシ」には、カロテン、カリウム、ビタミンC・B2などを含み、高血圧や風邪、眼精疲労、鼻炎、糖尿病、炎胆石、花粉症などに効果があるといわれている。 また葉っぱや茎はミネラルの宝庫といわれ、利尿作用でむくみを解消することが期待できるため、お茶や薬用酒のほか、全草を乾燥させたものは「問荊(もんけい)」という生薬に利用されている。また、ケイ酸やビタミンEの働きによって髪や爪を健康にし、老化予防に役立つため、アンチエイジング効果が期待できる。 市街地周辺から農耕地帯、山地、原野、野原、荒れ地、畑、土手、道ばたなど日当たりの良い酸性のやせた土地を好み、大小の集団をつくって群生する。 |