やまちゃんのお出かけ日記〜あらぎ島
西日本から雨雲が波状的に押し寄せて、明日以降は当分の間、雨続きとの天気予報を聞き、
思い立ってドライブ散策に、目的地も決めないまま、取り敢えず和歌山方面への高速を走行。
道中は新緑が映え、所々に山桜の白い花が混じり本当に綺麗でした、所謂「山笑う」状態。
今日立ち寄った中で、最も印象に残ったのが、添付写真の「あらぎ島」
田植え後の稲の緑の絨毯(6月) 黄金色に輝く稲穂の秋、これが景観として一番の見頃ときいており、機会があれば一度は足を運びたいと思っていました。
日本の棚田百選の一つで、国の重要文化的景観に指定されている「あらぎ島」
それは、有田川上流域の蛇行水域の山中に有りました。 1,600年代の半ば、地域の庄屋が私財を投じて開発した稲田で、有田川がΩ字に曲がりくねった舌状の台地で、地元では「島」と、呼ばれています。約3ヘクタールの水田は、田植えを前にして土壌の耕作中で、景観としては少し残念。
昨今農家の後継者不足で、保存会が結成されて景観保持に務めている様です。
現場を見下ろす、小さな展望デッキが設置され、訪れる観光客向けには、小さな道の駅店舗があり、和歌山県では、塩漬け高菜でくるんだオニギリが「目張り寿司」として良く紹介されますが、この道の駅「あらぎの里」では、ワサビの葉で包んだオニギリの「わさび寿司」が人気でした。
黄金色に輝く稲穂の秋に、是非とも再訪したいと思います。
山仲春男