今日の散歩道(50)~シロタエギク~
この植物を始めて目にしたのは、今から40年ぐらい前、アフリカに出張した時でした。日本にはこの様に、フワフワとした銀白色の毛が生えた美しい植物は無いので、しばし見入って仕舞いました。
その後10年位前から、日本の花壇でも時々見受ける様になりました、この植物はこの特徴ある葉っぱがセールスポイントで、花壇では他の花々を引き立てる脇役の立場として存在感があります。
このシロタエギクはキク科の多年草で、茎を伸ばして花を付けさせると勢いを無くして、枯れて仕舞う事もあります。
従って、花を付けさせず剪定して葉そのものを脇役として楽しむ人が多く、通りすがりに、たまたま花を付けているのを目にしたので写してみました。
元々は地中海地域が原産地ですが、現在は北米やオセアニア等でも帰化植物として、定着している様です。
山仲春男