今日の散歩道(101)~アベリア・ホープレイズ~

アベリア(ツクバネウツギ)は、道路際や公園で広く植えられているので、誰もが意識せずとも目にしている低木です。

その原産地中国でアベリアの種類間での交雑で生まれた雑種が、このアベリア・ホープレイズと伝わっています。

このホープレイズは、「斑入り」が特徴で、原種同様に公園や一般の民家の庭に植えられており、手入れがしやすく、樹高も伸びにくいので生垣やグランドカバーに適している低木です。

常緑品種で年中枯れず、夏場を中心に、トランペット形の小花を次々と咲かせて、控えめな芳香も魅力の一つで、秋冬には緑の部分のカラフルな紅葉も楽しめます。

気が付いていないだけで、意外と身近に植栽されている事が、多いので、是非とも足元を注意深く眺めてください。

山仲春男

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