今日の散歩道(222)~チェイランサス

小学校の校門前の花壇で目についたこの花、残念ながら既に花の時期としては盛りを過ぎていますが、花の少ないこの時期なので写真に撮りました。 この状態から綺麗に咲いていた最盛期の姿を思い浮かべて下さい。

この花はギリシャの地中海地域に自生しているのを、園芸種として改良を加えたもので、十字形をした4弁花を付け、甘い芳香を漂わせるアブラナ科の植物です。 この株は黄色ですが、資料では他に赤色やオレンジ色の種もあるそうです。

日本へは明治期に移入され、和名は「ニオイアラセイトウ」と呼ばれ、寒さには抵抗力が有って2月から春にかけてが開花の時期。 それからすれば、この株は少し開花時期が早かった様で、下から穂先に向かって順に花を付け、写真の右の方には、既に咲き終わった部分に種が出来、種の入った小さな鞘が、沢山上向きについているのが確認出来ます。

 

山仲春男

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です