今日の散歩道(220)~アークトチス

春を思わせる陽気の元、通りすがりの幼稚園入り口の花壇に、見た目には、ガーベラによく似た花が咲いていました。

これは園芸種として改良された「アークトチス」、南アフリカ原産のキク科の一年草で、葉っぱにはノコギリ状の切れ目が入っています。現地では砂丘や岩場の多い乾燥地に自生している種で、耐寒性はあるが暑さには弱い植物のようで、日本では2~5月にかけて花を咲かせます。 品種改良が加えられて、今では多種の花姿を創出している様です。

日本に移入されたのは、昭和の初めの頃といわれ、和名は花姿から「羽衣菊」と呼ばれています。

 

山仲春男

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