今日の散歩道(131)~カリオプテリス(和名:段菊)

大型の台風14号が九州上陸しルート上の近畿地方は、徐々に荒れ模様が見込まれ、雲の流れが激しいので、雨が降り出す前にと思って、普段より早く買い物散歩に出発。

途中いつも珍しい草花を並べて目を楽しませてくれる旧家の門前に、今まで見た事が無いこの様な草花が並んでいました。

家人に聞くと、この草花は日本の在来種がベースとなって作り出された「カリオプテリス」で、和名は「段菊」、和名の由来は、葉っぱが菊の葉に似て(僕には 紫蘇の大葉に見えますが)、その葉っぱの付け根の節に下から段々に花を咲かせるからとか。蕾は最初は小粒の球体で、咲くとそれが弾けた様になります。

帰宅後調べると、この草花はシソ科の多年草で、九州西部から朝鮮半島南部に分布する野草の「ダンギク」と、中国北部に分布する「モンゴリカ」の種間交雑で作り出された園芸品種の様です。

夏の終わりから秋口に、段になって花を咲かせ、秋の終わりに切り戻しておくと、春にはまた新芽が伸びて来るそうです。

こんな草花を目にしたのは初めて、おそらく殆どの人は今まで見た事がないと思います。

山仲春男

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