今日の散歩道(17)~ムラサキカタバミ~

雨雲接近中との予報なので、いつもより早く買い物散歩に出発。

道路わきの側溝の割れ目にムラサキカタバミが咲いていました。 南米原産で関東以西に広く分布してるようですが、何故か石垣の隙間とか、コンクリートの割れ目など、思わぬ場所でしっかりと根づいています。

地上部の花の見た目は可憐ですが、地中に有るユリの球根状の部分がドンドン分割して増殖するので、駆除が難しい雑草ですが、強い繁殖力が「子孫繁栄」のイメージに結びつき、縁起の良い植物として親しまれ、武家の家紋として用いられる事例も有った様です。

元々は観賞用として日本に持ち込まれたものですが、各地に雑草化して繁茂、現在では環境省の「要注意外来生物」にリストアップされている様です。 日本古来からの植物だと思っていても、鑑賞目的で持ち込まれ野生化してる例の多さに驚いてます。

 

山仲春男

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