今日の散歩道(79)~ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)~

今まで何気なく花々を見て楽しんでいましたが、この様な記事を書き始め、個々の花の来歴などを調べるように成ると、

在来種は予想外に少なく、こんな花までもかと、ビックリするほどに、外来帰化植物の多さと広がり、それらが従来の自然環境の破壊に繋がる事から条例などで栽培規制されていたりして驚かされてます。

毎年夏のこの時期に草むらに咲いている赤い花を見る機会がありましたが、この花・ヒメヒオウギズイセンは、南アフリカ原産で、日本には明治期に園芸用として渡来したものです。

葉がヒオウギ、花がスイセンに似ているのが、和名の由来との事。

繁殖力は極めて旺盛で、乾燥地帯から湿地に掛けて土質を選ばず、それが世界各地で野生化して群生している様です。

日本では夏の時期に鮮やかな赤い花を付け、道路際や水路の草むらに群生しており、特に佐賀県では自然環境に影響を及ぼす程に繁殖している為に、移入規制種の指定を受け、栽培については条例で禁止されているそうです。

山仲春男

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です