ラン(マスデバリア)

和 名 マスデバリア
花言葉 思いやり
英語名 Masdevallia
別 名
分 類 ラン科、マスデバリア属
原産地 南アメリカ、アンデス山脈
花 色 白、赤、ピンク、オレンジ、
黄、紫、茶、複色
花 期 不定期咲き
メ モ マスデバリアは、主に南アメリカ、アンデス山脈の標高1500m以上の高地に自生する小型の洋ランで、年間を通して不定期に、小型の花を次々に咲かせます。

バルブをもたない洋ランで、葉がやや肉厚です。やや弱めの日ざしを好み、強光は嫌います。湿潤な環境を好むように思われていますが、じつは乾燥にもよく耐えます。ただし野生では、霧が頻繁にかかる場所や川沿いなどの、湿度が高い場所に多く自生するので、十分な湿度を保って管理するとよいでしょう。

色彩鮮やかな原種も多くたいへん魅力的ですが、冷涼な環境を好むために栽培はやや難しく、家庭で何年も栽培を続けるのは難しいと考えてください。

国内での流通はごく限られ、長野県や北海道などの寒冷地で栽培されたものが、主に都会で販売されます。そのため、ひとときの輝きを楽しむ洋ランと考えるとよいでしょう。

属名はスペインのカルロス三世の侍医で植物学者でもあったJ.マスデバル(Jose Masdevall)に献名されたものである[3]。和名は特にない。園芸方面ではマスデバリアで通用するが、マスデヴァリア表記も見られる。園芸分野での略号はMsd.である。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です