アメリカイワナンテン

和 名 アメリカ(セイヨウ)イワナンテン
花言葉 気が多い恋、若い恋人、節制
英語名 Leucothoe fontanesiana
別 名 セイヨウイワナンテン(西洋岩南天)
分 類 ツツジ科イワナンテン属
原産地 北アメリカ
花 色
花 期 4月~5月
メ モ イワナンテンの仲間はツツジ科のなかでも花が小さく、下垂して咲く種類が多いため、せっかくの花が葉に隠れがちです。主に栽培されているのは、厚く光沢のある常緑の葉をもち、枝が弓状に伸びるセイヨウイワナンテン(Leucothoe fontanesiana)で、主に葉が観賞されます。

日陰にも耐え、丈夫で育てやすく、病害虫も少ないため、中型のグラウンドカバーとして利用が広がっています。斑入り品種や矮性品種もあるので、好みによって選ぶことができます。
イワナンテンの仲間は常緑または落葉の低木で、約45種があります。そのうち日本には、落葉性のハナヒリノキ(L. grayanaEubotryoides grayana)と山野草としても栽培される常緑性のイワナンテン(L. keiskei)が自生します。

園芸品種に矮性種(樹高が低くコンパクトにおさまる)ナナ、葉に白やピンク、黄色の模様が入るレインボー(ゴシキイワナンテン)、赤紫色の葉を持つアキシラリスなどがあります。

洋風建築と非常にマッチする雰囲気の樹木です。地下茎を伸ばして横にもよく茂り、常緑なので地面を覆うグランドカバーにも利用されます。斑入りの品種は日陰に植えると明るい雰囲気を演出してくれます。樹高の小さな品種はコンテナで寄せ植えにしたり、吊り鉢で楽しむこともできます。

属名のレウコトエはギリシア神話に登場するバビロン王の娘、レウコトーエの名にちなみます。

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