クリスマスローズの神話・伝説

クリスマスローズにはいくつかの神話や伝説があります。

貴婦人の裏の顔:クリスマスローズの隠れた本性
クリスマスローズは、日本ではキンポウゲ科ヘレボルス属に分類される花で、開花時期は12月から3月です。この名前は、クリスマスの頃にバラに似た花を咲かせることから付けられました。

しかし、その名前とは裏腹に、クリスマスローズは有毒で、古代ローマでは住民の生活水にクリスマスローズの根を浸けて弱らせたところを攻め込んだという逸話が残っています。

また、ヨーロッパでは躁鬱や精神不安定の際にも使われたそうです。この毒にも薬にもなる特性に由来して、「慰め」や「中毒」といった花言葉がつけられています。

羊番の少女に授けられたクリスマスローズ
伝説によれば、最初のクリスマスローズは、イエス・キリストの誕生の夜に馬小屋で生まれたとされています。羊飼いの少女が贈り物を持参できなかったため、天使が百合を地面に向けて振り、純白の花が咲き乱れました。

少女はその花をイエスのもとへと届けたといわれています。この伝説から、クリスマスローズはイエス・キリスト降誕の象徴とされています。

 

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