ポインセチア
和 名 | ポインセチア | |
花言葉 | 祝福する、幸運を祈る、私の心は燃えている、聖なる願い、聖夜、清純 | |
英語名 | poinsettia、Christmas flower | |
別 名 | クリスマスフラワー ショウジョウボク(猩々木) |
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分 類 | トウダイグサ科・ トウダイグサ属(ユーフォルビア属) |
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原産地 | メキシコ西部、中央アメリカ | |
花 色 | 赤、白、黄緑、ピンク、褐色 | |
花 期 | 10~3月 | |
メ モ | お花屋さんの店頭に真っ赤なポインセチアがたくさん並びはじめると、クリスマスが近づいてきた感じがします。
ポインセチアは、花全体、白色、ピンク色の3つの花言葉がつけられています。 鮮やかな赤い葉っぱにちなんで「私の心は燃えている」という花言葉や、メキシコの先住民がポインセチアの赤い色を清純のシンボルとしていたことから「清純」という花言葉が花全体につけられました。 ポインセチアとは、クリスマスシーズンによく見かける赤色が特徴のお花です。自生地のメキシコでは、樹高が2~3mほどに生長する常緑性の低木でもあります。もともとは赤いポインセチアだけでしたが、品種改良が進み今ではピンク色や白色の種類も流通しています。 明治時代に日本にやってきたポインセチアの歴史は100年以上。クリスマスシーズンの11〜12月頃、花屋さん店頭へ行けば、赤や白、ピンクに色付いたポインセチアが見られます。 花のように赤や白に染まっている部分は、苞というつぼみを包んでいた葉っぱが変化したもので、実は花びらではありません。 ポインセチアの花は、苞の中央に集まっている緑色の部分です。また、ポインセチアの特徴として、葉っぱや茎を傷つけると白い樹液が出てきます。これは、ポインセチアが分類されるユーフォルビア属特有の性質です。 ポインセチアの名前は、植物学者の名前が由来になっています。原産国であるメキシコの原住民は、ポインセチアの白い樹液を解熱剤として、赤い葉を染料として利用していました。 その後19世紀に、アメリカの初代メキシコ公使J・R・ポインセットがポインセチアを発見します。ポインセットは植物学者でもあり、アメリカへと持ち帰り品種改良したことで世界中に広まっていきました。その功績が讃えられ、彼の名前にちなんで「ポインセチア」と名付けられることになりました。 ポインセチアがクリスマスに飾られるようになったのには理由があります。話は、300年以上前の17世紀までさかのぼります。17世紀、メキシコに住み着いたフランシスコ修道会の僧たちがポインセチアと出会います。 そして、ポインセチアの赤は「キリストの血」、緑は「永遠の象徴」、白が「純潔」を表すことから、縁起のよい植物として「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ぶようになりました。最初は、キリストの誕生祭の行列で使われ、徐々にクリスマスの飾りとして世界中に広まっていったといわれています。 |