今日の散歩道(269)~ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)

草むらで見つけた「ヒメオドリコソウ」、これはシソ科の多年草で、花の輪生している姿が、花笠を被って踊っている「踊り子」に見えることで、付いた名前です。 ヨーロッパが原産で明治中期に渡来したものですが、帰化植物となって本州の各地に分布しています、ホトケノザと草姿が良く似ているので、私も最近までそうでしたが、混同している人が多い植物です。

繫殖力が強く、一度生えると、あっと言う間に周辺植物を駆逐して仕舞うので、農家にとっては厄介者の雑草です。食べられる野草の本では、天婦羅 胡麻和え おしたしでの食用を推奨していますが、ネットの書き込みでは、口触りが悪くて美味しくないとの意見が多いようです。 葉っぱを乾燥させた物はハーブティーにすると、糖度が50%の花の甘みと香りの良さが好評なようで、腰痛にも効果が有るそうですが、私は試していません。 ヒメオドリコソウの花言葉は「春の幸せ」との事です。 さて、一日一花を紹介してきた「今日の散歩道」ですが、3月末をゴールに設定していたのですが、改めて調べると昨年スタートしたのが4月6日でした。

この時期は園芸種 野生種共に、咲く花も多いので、4月5日を最終日と延長しました、もう少しの間お付き合い願います。

山仲春男

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