今日の散歩道(265)~ボケ(木瓜)

マンションの小公園で、燃える様な赤い花が目だっています、ボケ(木瓜)は早春から春にかけて、花を咲かせるバラ科の落葉低木です。 原産地は中国、日本へは平安初期に渡来し、江戸時代に成ってボケ栽培がブームとなり、盛んに品種改良が行われて、現在は200種以上あるといわれ、盆栽や庭木として親しまれています。

実が瓜(ウリ)の様な形に見える事から漢字で「木瓜」と称され、この読み方の「モッケ」から「ボケ」に転じたのが由来と言われ、高齢者がかかりがちな認知症の「ボケ」とは、関係が有りません。

秋に熟す実は、硬くて酸味や渋味が強いので生食には向きませんが、果実酒やジャムにして、その香を楽しむ人がいる様です。

写真のボケは、「黒光」という品種だと思われます、花は中輪の一重で、黒ずんだ様に見える濃い紅色の花が特徴です。

山仲春男

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