今日の散歩道(246)~ミモザ

ここ数日の気温上昇で、庭木として植えられたミモザの枝が、アチコチのお宅の塀から乗り出して一気に開花が始まり、周辺空間に鮮やかな黄色が目立ち始めました。

このミモザの原産地はオーストラリア南東部、マメ科アカシア属の樹木で種類も多く、同国の国花に制定されています。

花の時期には木全体が黄一色に染まるほどで、黄色い小さな花が集まった球形の花を、まるで小さなポンポンが集まったかの様に咲かせ、周辺までが明るい黄色に染まり、芳香を漂わせます。

春到来を告げる花として、ヨーロッパで人気が高く、フランスでは「ミモザ祭」が開かれ、街全体がミモザの花色で染まり、パレード等がおこなわれ、イタリアでは3月8日を「ミモザの日」と呼び、親しい女性にミモザの花束を贈るそうです。

切り花 リース 鉢物等にも人気の高い春のこの花、和名は銀葉アカシアと呼ばれます。

 

山仲春男

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