今日の散歩道(169)~シャリンバイ

大粒サイズのブルーベリーを一回り大きくしたような果実、いかにも美味しそうな顔つきです。

毒性は無いと聞いてたので、試しに一個口に入れてみました、感想は「青臭くて、渋みがある豆の味」ジューシーさも無く、食べる類の物では有りません。

このシャリンバイは、バラ科の常緑樹で西日本や東アジアの海岸部に沢山自生しており、

生垣や庭の植木に使うほか、大気汚染に強いので道路際等に植栽されているのを、あちこちで目にします。

初夏に「梅」の花に似た5弁の白い花が咲き、小枝を「車輪」のスパイク状に出している姿から「車輪梅」の名前の由来となった様です。 果実は役に立ちませんが、樹皮は貴重な素材で、奄美で有名な「大島紬」の染料として使われています。

山仲春男

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