クリスマスフラワー

クリスマスフラワーと言えばポインセチアですね。ポインセチア(学名:Euphorbia pulcherrima 英名:Poinsettia)は、トウダイグサ科ユーフォルビア属のひとつで、2~3m程度の樹高に生長する常緑低木です。耐寒性が低いため、気温の低い場所での栽培には向いていません。開花時期は10~3月頃で、赤やピンク、白の花を楽しめます。

さて、ポインセチアは、何故「クリスマスフラワー」とも呼ばれるようになったのでしょうか。理由は次のように思われます。

クリスマスの時期に出回ることと、クリスマスをイメージする色合い~赤い苞、緑の葉、茎を切ると出る白い乳液~が特徴でクリスマスカラーである3色をすべて持っているいからだそうです

また、花や苞の形状がキリスト教のシンボルであるベツレヘムの星に似ている、「聖夜」というクリスマスを意味する花言葉があることも、クリスマスの花として飾られる理由の一つといわれています。

赤はイエス・キリスの流した血、緑は永遠の命、白は純潔の象徴です。赤いポインセチアが定番ですが、苞がピンクやホワイトに色づいたタイプもあります。

原産地のメキシコでは、スペイン語で「聖夜」を意味する「ノーチェ・ブエナ」と呼ばれます。植物学者でもあるアメリカ駐在の初代メキシコ大使の名前にちなんで名付けられました。

17世紀のメキシコで、縁起のいい植物として飾られるようになったことをきっかけに、クリスマスの象徴として世界中に広まっていきました。

ポインセチアの花言葉
ポインセチアの代表的な花言葉は、「幸運を祈る」や「祝福する」「聖なる願い」などです。ちなみに、苞の色によって、花言葉は異なります。ピンクは「純潔」や「思いやり」で、白は「あなたの祝福を祈る」や「慕われる人」という意味です。

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