ヤグルマギク
和 名 |
ヤグルマギク(矢車菊) | |
花言葉 |
「天上の人」「優雅」「繊細」 | |
英語名 |
cornflower | |
別 名 |
矢車菊 | |
分 類 | キク科ヤグルマギク属 | |
原産地 | ヨーロッパ | |
花 色 | 青,紫,赤,ピンク,白,複色 | |
花 期 | 4月~7月 | |
メ モ | ヤグルマギク(矢車菊)は春から初夏にかけて開花するキク科の一年草です。ハーブ名ではコーンフラワーと呼ばれています。花びらに特徴があり、花びらの形は矢車に似ていて放射状に広がっています。
ガーデニングや公園等の花壇に植えられている他、切り花としても出回りのある人気のある草花です。もともとの種類は草丈が1m近くになりますが、最近は矮性種など種類も豊富です。ヤグルマギクの花は乾燥させればドライフラワーにもなるので、生花としてもドライフラワーとしても、楽しむことができる草花です。 ヤグルマギクは、山間部などに自生しているユキノシタ科の「矢車草」と間違えられることがありますが別種です。以前はヤグルマギク(矢車菊)の事を矢車草と呼んでいましたが、最近は使い分けられています。 野生種は青紫色で、種名の「cyanus」は「あさぎ色の」という意味。 ギリシア神話では、ケンタウロス(centaur)の賢者であったケイローンがヤグルマギク属の植物で傷を癒したと言われています。それが学名のCentaureaの由来。cyanusは、ヤグルマギクの美しい青色のことを指し、ギリシア神話では、キュアヌス(Cyanos)の伝説と関わりがあります。キュアヌスは、女神フローラの信者で、彼は様々な花の花輪を祭りのために作って暮らしていました。キュアヌスはヤグルマギクの花が一番美しいと信じていて、死んだときにはその花が彼の周りに散らばっていました。そしてフローラは彼の体をヤグルマギクに変えたと言われています。 |