有用植物利用法(5)~菊
和名 | 菊 | |
生薬名 | 菊花(キクカ) | |
品種 | キク科キク属黄甘菊(生薬) | |
薬効 | 菊花は血や気のめぐりをよくし、身動きが軽くなり寿命を延ばすといわれている。
解熱・鎮痛・鎮静 |
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栄養素 | 菊花:ボルネオール(精油)、アデニン、コリン、ベタイン、等を含有 | |
生育地 | 薬用として輸入されているものは、中国の黄甘菊である。 | |
花 色 | 黄色・白・ピンク・エンジ | |
花 期 | 秋~晩秋 | |
利用法
メモ
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菊は中国から奈良時代に渡来したものと考えられている。
野菊花はシマカンギク(小形で花は黄色、苦味が強い)で、熱をとり毒を消す効果があるとされている。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 食卓に上がる野草としての「菊」は、黄色だけではなく白やピンク、エンジの菊も食用となる。花だけでなく葉の部分も薬効があるので、両方合わせて薬酒やお茶にすればよい。 *菊(野草)の効能:解熱・解毒・吐き気止め・咳止め・血圧降下作用・目や耳にもよい。 *料理:花は三杯酢で・サラダに散らす・おひたし。葉のてんぷら・花酒(葉も使う、葉は8月から10月頃に採取する)・お茶(乾燥させやすい小菊が使いやすい。茎と葉も一緒に) *お茶の作り方:枝ごと採取し日陰干しにしてカラカラになるまで乾燥させる。茎と葉は刻んで火を通し、花首はもぎ取って別に火を通した後、混ぜ合わせるときれいにできる。 *お花の化粧水:菊花酒(効能:強壮・疲労回復・食欲増進・風邪・めまい)を化粧水とする。季節・肌質により他の野草酒と混合して使う。 効能を期待して使用の際は、花屋で売っている菊は絶対使わないこと!(食品として販売されている食用菊・キクノリ、又自宅で無農薬栽培した菊を使うこと!里山でも農薬の蒔かれている場所での採取は禁!) ソフィア
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