ダリア
和 名 | 天竺牡丹(テンジクボタン) | |
花言葉 | 赤色:栄華、華麗 白色:感謝、豊かな愛情 黄色:栄華、優美 |
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英語名 | dahlia | |
別 名 | 天竺牡丹(テンジクボタン) | |
分 類 | キク科・ダリア属 | |
原産地 | メキシコ | |
花 色 | 白、ピンク、赤、オレンジ、黄、紫、 黒紫、黒赤 |
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花 期 | 7~10月 | |
メ モ | ダリアとは、キク科・ダリア属に分類される多年草の総称です。メキシコが原産で、高温で乾燥した環境を好みます。草丈は1〜5mほどまでと種類によって様々で、花色も赤、白、ピンク、黄、オレンジ、複色と多彩。夏から秋にかけて、5〜30cmほどの花を咲かせます。草丈、花びらの大きさ、咲き方の種類が多く、現在でも品種改良が盛んな植物です。
ダリアの名前は、スウェーデンの植物学者ダール氏の名前にちなんでつけられたものです。天竺牡丹(テンジクボタン)という和名の由来は、インドを経由して日本に持ち込まれたことと、花の形がボタン(牡丹)に似ているからだといわれています。 ダリアの起源は古く、15世紀頃のアステカ帝国(現在のメキシコ)で神聖な花として栽培されていました。その後ヨーロッパに種が渡り、スペインのマドリード植物園で栽培がはじまった後、1842年にオランダから日本へ持ち込まれました。 存在感あふれるダリアは、アレンジメントや花束でよく使われる花の1つです。鮮やかな色や印象強いダークな色まで多彩な花びらをもち、ガーデニングでも人気があります。 花言葉について その優雅な花姿から、「華麗」「優美」といった美しい女性を表す花として親しまれた反面、フランス革命にまつわる逸話からネガティブな花言葉がつけられました。ネガティブな意味の花言葉は、ナポレオン1世の妻ジョセフィーヌが裏切りにあったことに由来しているといわれます。 逸話 ジョセフィーヌの庭だけで育てていたダリアの花がとある貴族の女性に盗まれ、女性は自身の庭でダリアの花を咲かせました。それを知ったジョセフィーヌは、それまで愛していたダリアへの興味を失ってしまったそうです。 この話に由来して「移り気」や「裏切り」という花言葉がつけられました。また、ダリアが流行りはじめた当時、フランス革命後で情勢の不安な時代だったことから「不安」という花言葉が生まれたとされています。 メキシコの国花です。 |