シャクナゲ
和 名 | しゃくなげ(石楠花、石南花) | |
花言葉 | 警戒、危険、威厳、荘厳 | |
英語名 | Rhododendron | |
別 名 | 石南花、ロードデンドロン 西洋石楠花(セイヨウシャクナゲ) |
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分 類 | ツツジ科・ツツジ属 | |
原産地 | 日本、中国、ヒマラヤ、ヨーロッパ | |
花 色 | 白、赤、ピンク、黄、赤、紫 | |
花 期 | 3~6月 | |
メ モ | 石楠花は、ツツジ科ツツジ属の、寒さに強い常緑広葉樹の低木で、ヒマラヤなどの高山奥地という特殊な環境に自生しています。19世紀に中国からヨーロッパにもたらされ、品種改良が盛んに行われました。そうして生み出されたセイヨウシャクナゲが、明治時代に日本に輸入され、今では福島県や滋賀県の県花として親しまれています。
石楠花は「石南花」という漢字でも書かれることから、漢方に用いられる「石南(オオカナメモチ)」と混同されやすいのですが、同じものではありません。中国からシャクナゲが輸入された当時、同一のものと勘違いされてしまったため、「石南花」「石楠花」という漢字が当てられたとされています。 また、石楠花の名前の由来には、背丈が短いことから「尺なし」が変化して「尺なげ」と呼ばれるようになったという説もあります。 石楠花の開花時期は、早咲きのものを含めると3~6月で、5~6月初旬に見頃の季節を迎えます。元々は赤や白の花をつけるものが多かったのですが、品種改良が進み、現在は黄色やピンクなどの花をつけるものもあり、樹高や樹形も多様になっています。 浅間高原にある「しゃくなげ園」では、5月中旬~6月上旬に「しゃくなげ祭り」が開催され、東京ドーム10個分の敷地におよそ15万本の石楠花が咲き誇っています。 <注意> 石楠花の葉は「ロードトキシン」という毒性をもっており、嘔吐や痙攣、下痢を引き起こすとされています。特にハクサンシャクナゲの葉をお茶として飲用するときには注意するようにと厚生労働省も注意を促しており、2008年には北海道で中毒症を起こしたという方がいます。 また、欧米ではmad honey poisoningとも呼ばれており、マレーシアから持ち帰った石楠花のハチミツを食べた方が呼吸困難や視覚異常を訴えた例も報告されています。 |