和 名 | れんげそう |
花言葉 | あなたは私の苦しみをやわらげる |
英語名 | Chinese milk vetch |
別 名 | レンゲ、ゲンゲ |
分 類 | マメ科ゲンゲ属 |
原産地 | 中国 |
花 色 | 赤紫色 |
花 期 | 4~6月 |
メモ1 | 室町時代に渡来。田畑の肥料として栽培し花後に土へ鋤きこんだり、牧草としても利用する。蜂蜜の密源としても人気。 |
メモ2 | 「やはり野に置け蓮華草」という江戸時代の句の一節があるが、ギリシャ神話にも似た話がある。仲良し姉妹の姉が野原でれんげそうを摘んだところ、それは実は妖精の化身で、あっという間に自分にも根が生え、妹に「もう花は摘まないでね、花はみんな女神が姿を変えたものだから」と言い残してれんげそうになってしまった、という悲しい伝説である。
可愛い花も、摘むとすぐに手の中でしおれてしまう。幼いころに体験した、その取り返しのつかないさびしさと後悔は、その後もう二度と野の花を摘むまいと思うほど強烈なものだった。赤紫色のれんげそうの、明るく笑いさざめいているような美しさは、見ているだけで充分幸せな気持ちになる。れんげそうはそこにあるからいいのであって、花でも人でもふさわしい場所があるということだ。 |