今日の散歩道(104)~ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)~
幼少の頃は、これとそっくりの花をつけた「松葉ボタン」を、良く目にしたものですが、1990年開催の大阪花博を切っ掛けに
近似種のポーチュラカに切り替わり、一気に普及したようです。
熱帯地域原産のこの植物は、夏の時期に地面を被覆するように拡がり、朝に花が咲き、夕方には萎む一日花です。
雑草のスベリヒユと、松葉ボタンの交雑種として誕生、多肉質の葉と茎は、乾燥に強く手入れも簡単なので、グランドカバーとして、花が少ない夏花壇の定番植物として人気をよんでいる様です。
花の色は、ピンク 赤 黄 白 斑入りなど、実に多様な色彩で、目を楽しませてくれています。
山仲春男