今日の散歩道(185)~カリン(花梨)

夜半からの雨が小休止となったので、いつもの様に買い物散歩に出発、途中の旧家の庭で、この様な3~400g位の果実が沢山ぶら下がって目をひいています。

これは中国原産のバラ科の落葉樹カリン、果実は芳醇な香りを持ち、古来から薬用として用いられ栽培されており、庭園樹としても人気があり、果実が色づいて、あちこちに植わってることに、あらためて気付かされます。

春に薄紅色の5弁の花を咲かせ、晩秋のこの時期に色づきますが、日本への渡来は古く平安時代、果実を室内に置いておくと部屋中に香りが立ち込めてきます。 この時期に山間部の道の駅の地産品の棚に並んでいるのを目にします。

実は固くて生食には向きませんが、のど飴 カリンシロップ ジャム  カリン酒等に使われ馴染みのい多い果実で、成分にはポリフェノール、ビタミン類などの栄養素が豊富に含まれているそうです。

山仲春男

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