今日の散歩道(171)~ホソバヒイラギナンテン(細葉柊南天)

暦の上で早くも立冬、放射冷却で今冬一番の冷え込みとなりました、その後は雲一つない青空が、広がり徐々に気温は上昇しています。変わりない日常生活、いつものように買い物を兼ねてのエクササイズ、途中のお宅の生垣のホソバヒイラギナンテンの花が目に入りました、半日陰の場所だった為、写真では黄色の花が鮮明に出ていませんが実際の花は鮮やかなものです。

背丈が丁度よいサイズで揃い、下葉が繁り、花の少ない晩秋から冬にかけて黄色の花をつけるので、生垣に植えているお宅も多い様です。 また葉っぱにギザギザが有るので「病魔除けの木」として、家の鬼門に植えているお宅も見受けます。

この低木は、中国原産で、ナンテンと同じくメギ科の常緑樹で、黄色の花の後、春先に黒色の果実が稔ります。

果実は少し酸味が有り、生で食べられるそうですが、美味しくないらしいと聞いており、外見もチョット不気味なので、口に入れて試した事は有りません。

日本への渡来は、明治の初期の頃に観賞用として持ち込まれた様です。

山仲春男

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