今日の散歩道(161)~シュウメイギク
放射冷却で冷え込んだ今朝、買い物に出かける時間帯に成ると、青空広がり陽が昇るポカポカ陽気になりました。
公園の横を通りすがると、金網の隙間から歩道に乗り出したシュウメイギクが、日向ぼっこをして、いかにも気持ち良さそうに輝いていました。 シュウメイギクはコスモスと同じように秋を代表する花、名前に「キク」と付いてますが、キクの仲間ではなく
キンポウゲ科の植物で、まさに秋の風情を感じさせる優雅な花です。
日本への伝来は古い時代で、京都の郊外には帰化植物として自生している場所があるそうです、其の為なのか
英語名では、Japanese anemoneと呼ばれ、本来の原産地の中国ではありません。
茎を伸ばして秋に花をつけますが、花弁に見えるのは、ガクが大きく成長したもので、実際の花は中心部にある地味なものです。 多年草なので、冬は地上部が枯れますが、春に成るとまた芽吹いてきます。
山仲春男