今日の散歩道(156)~ケヤキ

秋色深める我が家のベランダのケヤキ、ハッキリとした記憶は残っていませんが、もう45年位は経過していると思います。
薄い水盤に植えているので管理に手間が掛かり、水の管理が大変です。 長く家を空ける時は、近所の花好きに預けて潅水を頼むしかありません。 落葉した後は枝の剪定、それと二年に一度は根に活性を持たせる為に水盤から取り出して根切り、そして新しい鹿沼土を入れて春の新緑を待ちます。 

矮小させた姿のまま大きく育てず、古木の雰囲気をだすのが、それなりに手間がかかります。木の実を拾って発芽させたり、発芽直後の幼苗を山から持ち帰って育てたりするのが、子供らしくない趣味でした、その趣味が大人になっても続き、ベランダや隣接する部屋で色々と育てていました。食べた後のアップルマンゴーを発芽させて室内で20年程育て、毎年6月頃に南天の様な形の花が咲くと、耳かきにくっ付いている羽毛で蜂の変わりに受粉して頑張っても、親指サイズの実迄が精々でした。 

パパイヤが天井につかえる程伸びて、やっと花が咲いたが実は育たず。 大型プランターでサツマイモ、トマト、キュウリ、等も作っていたので、ベランダが手狭で洗濯物に虫が着くので家族には不評。

マンションでは土壌などの廃棄も難しいので、終活も考えて、リフォームの機会に全て持ち帰って貰って、現在手元に残っているのは、このケヤキとドングリから育てた30年もののクヌギだけです。

山仲春男

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