今日の散歩道(150)~エンジェルストランペット(木立朝鮮朝顔)
久々に一面の青空が広がり、気持ちの良い、買い物散歩になりました。
何気なく脇道に目を向けると、大きな黄色い花が一輪ぶら下がって咲いていました、夏の盛りの頃から咲いてたはずですが、何故今迄気がつかなかったのか不思議ですが、おそらくこれが、この株の最後の花と成るのでしょう。
この植物は熱帯アメリカ原産、ナス科の多年草でトランペット型の大輪の花が夏季を通して次々と花を咲かせます。
朝鮮朝顔の樹液には麻酔成分があり、江戸時代の医師・華岡青洲がこれを主成分とする麻酔薬を使って、「世界初の全身麻酔」で乳癌手術を成功させた事は広く世に知られています。 その関係なのか、日本麻酔学会のシンボルマークには、この朝鮮朝顔の花が、シンボルマークとして採用されています。
そろそろ、夏の花は終盤に近づいて来て、冬場に向けて毎日の花レポートが続けられるか、少し不安に成ってきました。
山仲春男