今日の散歩道(145)~パンパスグラス
ちょっと脇道を覗き込むと、今まで全く存在に気がつかなかったパンパスグラスの花穂が見えました。
南米パタゴニアの草原(パンパス)が原産地で、日本には明治時代に移入されたものです。
モップの様な花穂をつけた姿が見栄えするのと、背丈が3メートル位と大きいので、公園の花壇等に植えられている事が多く、この様に民家の玄関先で目にしたのは初めて、柔らかな日差しを受けて白銀色に穂先が輝いていました。
この植物はススキと同じイネ科の多年生植物で、寒さに弱いので関東以西地域で栽培されていますが、「お化けススキ」
と呼ばれ人気があります。 雌雄異株ですが、写真の株の姿と花穂の白っぽい色から判断して雌株と思われます。
穂先は、切り花やドライフラワーとして親しまれ、和名はシロガネヨシと呼ばれてます。
山仲春男