今日の散歩道(138)~マルバコウ

葛が樹木や金網に巻き付いている周辺で、注意して覗き込むと、このつる性植物が繁っている事が有ります、写真は接近して撮影しているので目立ってみえますが、このオレンジ色ラッパ状の花は、直径が精々1cm程度なので、チョット離れると気がつきません。

江戸時代末期に観賞用として移入されたそうですが、その時代は大輪の朝顔が庶民の人気と成っていたのに、何故この様に目立たず、言わば雑草の様な物が観賞用として移入されたのか、それが不思議で成りません。

この「マルバコウ」は、ヒルガオ科の1年生植物で北アメリカ原産、土壌環境に対する適応性が大きく、種子を沢山つくって、こぼれ種により帰化植物として、本州中部以南で広く繁殖しています。

ツル性植物で、このマルバコウやヘクソカズラはツルを左巻き、一方朝顔 フジ ヘチマ 山芋のツルは右巻き、この差異はなぜなのでしょうか? 気に成ってます。

マルバコウは夏場から咲き始め、晩秋まで咲き続きます、小さな花なので見逃しがちですが、身近で繁茂している筈ですので、

関心有る方はどうぞ。

山仲春男

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