今日の散歩道(123)~クレマチス

子供の頃、母が「テッセン」と呼んで大事に育てていました、それでテッセンとクレマチスは同意語で同一のものであると

長年にわたって勘違いしていました、その違いが解ったのは近年に成ってからです。

この植物の原種は北半球に広く分布していて、日本産(5種?)を含め約300種ぐらい有り、交配で多数の品種が作り出されています。

江戸時代に日本に滞在したシーボルトが、日本に渡来していた中国種のテッセン、日本種のカザグルマ等を持ち帰り、それがヨーロッパで大輪の品種開発につながったと言われてます。 そして幕末前後に日本へ里帰りしたようです。

クレマチスは、キンポウゲ科のツル性植物で、早咲記・四季咲き・冬咲き等多数の品種がつくりだされています。

添付の写真は、四季咲き種で、開花後の適度な切り戻し剪定により初夏の頃から、10月頃まで花をつけます。

クレマチスは欧州で人気の植物で、特に英国ではツル性植物の女王として高い人気があり、バラと並んで花壇の主役となっているようです。

山仲春男

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