今日の散歩道(71)~オシロイバナ~
幼少時の郷里では、アチコチで目にしていた記憶が有るのですが、久々に道端で野生化している、懐かしいオシロイバナ(白粉花)を見つけました。
この植物は熱帯アメリカ原産で、中国を経由して江戸時代初期に、日本に渡来したものですが、繁殖力が強く野生化して、晩秋に地上部が枯れても根っこは生き残り、初夏の頃にはまた芽が出てきます。
午後3~4時頃から咲き始め(英語名では 4時花との名前)、翌朝昼までに萎む一夜花で、この写真は朝10時前頃に撮影したもので花はだいぶ萎んでいます。
熟した黒い種子を割ると、中から「おしろい」に似た白い粉が出て、子供達が顔に塗って遊んだのが、和名の由来になっています。
山仲春男