今日の散歩道(19)~さくらんぼ~

借りてた本の返却と貸し出しで図書館へ、その建物入口のサクランボの実が赤く熟してたので、つい手を伸ばし何粒かを口に、

爽やかな味が口中に広がりました。

桜のソメイヨシノよりも3週間ぐらい早い、3月初旬に開花して、丁度2カ月で果実が完熟です。

一般的に植物は、雌しべに花粉がつけば結実するのですが、サクランボの場合、同じ木の花粉と雌しべでは受粉結実しません。 有名な品種の佐藤錦やナポレオン等大半の品種は栽培に際しては、近辺に授粉用の樹を植え付けているのです。

添付写真の図書館入口のサクランボは、早生種の「暖地桜桃」という品種、自家受粉できる数少ない例外種です。栽培しやすく一本だけで実が着くの民家の庭に植わっているのを、近辺で目にする機会があります。

これから6月に掛けてが、サクランボの出回り時期ですが、トップバッターのこの暖地桜桃サクランボは、果実がやや小粒ですが、味は見劣りしないものです。

 

山仲春男

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