ビオラ

和 名 三色スミレ、すみれ(菫)
花言葉 忠実、誠実、信頼、物思い、少女の恋、
私のことを思ってください
英語名 Viola、Violet tufted pansy
Garden pansy、Hearts ease
別 名 三色スミレ、すみれ(菫)
分 類 スミレ科・スミレ属
原産地 ヨーロッパ、西アジア
花 色 紫、白、黄色、ピンク、青、オレンジ、複色
花 期 11~6月(見頃の時期:3月下旬~5月)
メ モ ビオラとは、スミレ科スミレ属に分類される一年草です。スミレ属は英語で「Viola(ビオラ)」と呼ぶことからそう呼ばれるようになりました。

種をまいてから60~70日ほどで花を咲かせることから、ガーデニング初心者でも楽しんで育てられる草花として人気があります。

ビオラとよく似た花として有名なのが、パンジーです。パンジーもビオラと同じスミレ科スミレ属に分類される植物で、その違いは花びらの大きさだけといわれます。

大型種をパンジー、小型種をビオラと分けていますが、現在ではパンジーとビオラの混合種も市場に出回るようになったため、現在では区別するのが難しいのです。

そのようため、パンジーとビオラの中間品種は「パノラ」と呼ばたり、区別せずに「パンジーとビオラのセット」という形で販売されるようになりました。

ビオラは品種改良が盛んな草花で、その数は数千種類以上にのぼるといわれています。今でも新しい品種が日々生み出されています。

最近では珍しい色が多い「ビビシリーズ」、個性的な花を咲かせる「ペニーシリーズ」、花の色が変化するタイプもある「フルーナシリーズ」などが人気を集めています。

次にいくつか代表品種をご紹介します。

そら色小町

複色の花びらに爽やかな青色、白色や黄色が入った品種です。花もちのよさと、花数の多さなどバランスのとれた種として人気があります。

オレンジクイーン

花びらが深いオレンジ色をした品種です。他のオレンジ系のビオラに比べて濃いオレンジ色をしているのが特徴で、花つきがよく見ごたえがあります。

F1 ソルベブルースワール

白地に青紫の縁取りをした複色の花びらが特徴の中輪品種です。爽やかな色合いが人気で、冬になると覆輪が濃くなる特徴をもちます。

※「F1」とは first filial hybridの略称で、親の種よりも優秀な種となった子を指す言葉です。

F1 ビビ ヘブンリーブルー

花びらが淡いブルーをした人気の品種です。花つきがよく、一色で植えてもパステルカラーのビオラと寄せ植えにしても存在感があります。色付きに個体差が出ないのもポイントです。

ブラックオパール

黒い花びらをしたカナダで生まれの珍しい品種です。花つきがよいので寄せ植えのアクセントとしてよく利用されます。。

バレンタイン

赤紫、白、黄の複色の花びらをした品種です。ひげと呼ばれる線が花びらに入っており、気温とともに変化する花色が楽しめます。

野うさぎミーモ

うさぎの耳のような花姿がかわいらしいラビットタイプの品種です。他の品種に比べて花びらが細長く、薄紫色が少し入った複色になっています。

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