今日の散歩道(100)~セロシア(ノゲイトウ)~
台風の影響もあり、南から猛烈に蒸し暑い空気が流れ込んで、この夏一番のむし暑い一日となっています。
ニワトリの赤いトサカの様な花をつけるケイトウ(鶏頭)は、広く知られていますが、この花の様子が異なるセロシア(野鶏頭)は分類上では同じ仲間です。
原種に近く、キャンドル状の細長い花序を持つこのセロシアは、インド原産でヒユ科の一年草で、風に揺れるローソクの炎の様で、人気を呼んでいます。 元々は2メートルぐらいの背丈が有ったものを、園芸品種として草丈の低い品種に改良されて扱いやすく成っており、花穂はカサカサ乾燥しているのでドライフラワーとしても重用されているとか。
花言葉は「おしゃれ」 「風変り」、どちらも花の姿にピッタリですね。
山仲春男